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観測衣と住まいCAMPING MOBILE LIVING NOTE

動かせる住まいは、通過点でなくてもいい

土地にまずキャンピングカーで住み、小屋をタイニーハウスへ改装していく計画。ただ、動かせる住まいを「仮」と呼ぶ必要は、そもそもあるだろうか。

動かせる住まいは、通過点でなくてもいいのイメージ

この記事でわかること

  • 新しく得た土地にまずキャンピングカーで住み、敷地内の小屋をタイニーハウスへ改装する計画が共有されている
  • 住みながら次の住まいを作ることで、日照・水はけ・風といった土地の条件を体感してから設計に入れる
  • 動かせる住まいを最終形に置く選択もあり、固定した家を前提にする必要はない

移り住む順番の話

土地を手に入れたら家を建てる。その順番は自然に見えるけれど、実際には資金も工期も、いちばん重い決断を最初に迫る進み方でもある。

まずキャンピングカーで住む

ladybluemama 氏が共有している計画は、順番が違う。まず新しく手に入れた土地にキャンピングカーで移り住み、そのうえで敷地内の小屋(shed)を、より快適に暮らせるタイニーハウスへ改装していく、という段取りだ。

住みながら次の住まいを作る、という形になっている。

土地に住んでから決める

この進め方の効いているところは、図面より先に体感が来ることだ。

朝日がどこから入るか。雨のあとに水がどこへ流れるか。風はどちらから吹くか。夏の暑さと冬の寒さがどれくらいか。一度その土地で暮らしていれば、次の判断は具体的な感覚に支えられる。

「仮住まい」と呼ぶかどうか

ここで一つ、問い直せる前提がある。キャンピングカーは、通過点でなければならないのか。

キャンピングカーやトレーラーハウスのような動かせる住まいには、固定した家にはない性質がある。土地が合わなければ移れる。手放すときも身軽だ。暮らしの規模が変わったとき、住まいを作り替えるより置き方を変えるほうが早いこともある。快適さで必ず劣ると決まっているわけでもない。

段階を分けることの本質は、費用を分割することではなく、やり直しのきく単位まで決断を割っておくことだった。だとすれば、動かせるまま住み続けるという選択は、その考え方を途中でやめない、というだけの話でもある。

固定した家を最終形に置くかどうかは、土地に住んでみてから決めてもいい。

あなたにとって、住まいを「動かせる状態」にしておく価値は、どれくらいだろうか?

あなたの暮らしで、最初に試せることは何でしょうか。