アウトドアブランド DOD を展開するビーズは9月15日、2人用の折りたたみテーブル「マジカルテーブル」を発売した。本体の重さは1.9kgで、2Lのペットボトルより軽い。価格は税込9,900円だ。
軽くて安い道具は、荷物の少ないキャンプの入口を広げる。ただ、この1台が合うかどうかは、軽さよりも高さ38cmと静止耐荷重10kgという2つの数字で決まる。



マジカルテーブルの数字
DOD の製品ページとプレスリリースにある仕様は次のとおりだ。
- 天板: 約W78.5×D45.5cm。2人分の皿とコップ、小型のバーナーを置ける広さとしている
- 高さ: 約38cm
- 重さ: 本体1.9kg、収納袋などの付属品を含めると約2.1kg
- 収納サイズ: 約W53×D10×H16cm
- 静止耐荷重: 10kg
- 素材: 天板・ポール・脚部フレームともアルミ合金。収納袋はポリエステル
天板はアルミ合金で、熱と汚れに強い。DOD は卓上バーナーを置いてそのまま調理できるとしている。見た目は木目調で、ベランダや部屋のサイドテーブルとしての使い方も挙げている。
「リュックに入る」の中身
DOD はこのテーブルを、レンタカーやコンパクトカーでのキャンプ向けに打ち出している。車のトランクの隙間やリュックサックに収まり、積み込みの負担を減らすという説明だ。同社の椅子「スワルスエックスハイ2」と組み合わせると、小さくまとまるリビングになるとしている。
収納時は長さ53cm、厚さ10cm、高さ16cmの細長い形になる。どんなリュックにも入るわけではない。日帰り用の小ぶりなリュックだと、長さ53cmは口から上に出やすい。登山用の大きめのザックか、横幅のあるバッグのほうが収まりはよい。
高さ38cmと10kgが分けるもの
38cmは、座面の低いロースタイルの椅子に合わせた高さだ。家のダイニングチェアや、キャンプ用でも座面の高い椅子と組み合わせると、食事のたびに前かがみになる。手持ちの椅子の座面の高さを先に測っておくと、買ってからの後悔が減る。
静止耐荷重の10kgは、置いたまま動かさない状態での目安だ。DOD 自身も、保証値ではないと注記している。2人分の食器とバーナー、ケトル程度なら収まる。一方で、水を張った大きな鍋や、鋳鉄のダッチオーブンのような重い調理器具をのせる使い方には向かない。重い鍋を使うなら、これはサブのテーブルにして、メインは別に用意することになる。
家族4人のキャンプのメインには狭い。DOD も、ファミリーキャンプではサブテーブルや卓上バーナーの専用台としての使い方を挙げている。
買う前に、実物を触れる場所
ネットの写真では、高さや天板のたわみは分かりにくい。DOD は11月23日まで、全国の DCM 52店舗で秋の新作を並べるポップアップを開いており、マジカルテーブルもその対象に入っている。展示の有無は店舗によって違うため、出かける前に店へ確かめておきたい。
手持ちの椅子の座面の高さと、いつも使う鍋の重さ。この2つを測ってから売り場に行けば、合うかどうかはその場で判断できる。
ことば
- 静止耐荷重 — テーブルを動かさずに上から重さをかけたとき、耐えられる重さの目安。体重をかけて立ち上がったり、物を勢いよく置いたりすると、表示より小さな力で壊れることがある。
- ロースタイル — 座面の低い椅子と低いテーブルで過ごすキャンプの組み方。荷物が小さくまとまり、焚き火とも目線が合う。その分、立ったり座ったりの動きは大きくなる。
荷物を減らしたいとき、あなたが最初に削るのは、テーブルの広さ、高さ、それとも丈夫さだろうか?



